📗成田屋のおくりもの
#成田屋のおくりもの
著:堀越希実子氏
今回の本は、いわゆる「著名人のご家族がどんな暮らしをしてるのかしら?」的な軽いノリで購入したものだった。
本のタイトルにある「おくりもの」
何をこの方々は好んで“御用達はこちらの”みたいなものが載ってるのだろうと。
そんな気持ちで買ったものだから、合間にパラパラと写真が載ってるお土産ものや、後ろにまとめてあるお店リストを見て、、閉じてしまった。2018年の春のことだった。
2019年、私は自分の生活と向き合うために、持っているものと向き合っていた。
その中で、この本のように、少し読んだだけで読みきれてない本を手放していこうと決意。
そのまま手放してしまう本もあったが、気になってもう一度読みたい本を読み進めることにした。
今回読み直しをして、というよりも最初がもともと読んでないに等しかったので、こんな事を伝えてくださっていたのにミーハーな部分(どんなものを土産にしてるのだろうとか)を知るために買っただけだったので、得した気分にさえなった。
アポイントの取り方について触れてあるのだが、私の中ではこのような発想を持っていなかった。“急に押しかけたら迷惑では?”というのがあるのと同時に、せっかく行ったのに不在だったら無駄足を踏んでしまうと。
相手のことを気遣うふりをして、自分の都合を通した行為だと。
“どうしてもお会いしないといけない”訳ではないなら、相手の都合を拘束してしまう方がよっぽどワガママだと。
会う会わないを相手に委ねることが出来るような、そんなゆとりを持てるように過ごしたいという気づきを頂きました。